自然セラピーと氣
森に感謝し、エネルギーをチャージする。

蓼科高原 大滝にて
あなたさえ、いつもより深い呼吸が
できる状態であれば、
森が木々が新緑が、これでもかこれでもかと
吸いきれないほどの酸素を出してくれているのを感じ取ることができます。
森は地球の「エネルギーの場(=命)」です。
ところで、「氣をはく」、「氣力が充実している」と表現されるように
「氣」(=呼吸)は中国医学でいう人体の活動をつかさどる3要素
「氣」「血」「水」のひとつです。
これらが滞りなく流れている時が健康な状態です。
森の活動にはこの滞りない「氣」と「水」の流れと循環があります。
では、森にとって「血」とは何でしょう。
栄養を運んでくれているという意味で
水が「血」を兼ね備えているのかもしれません。
あなたは、あたかもステラ社の電氣自動車(BEV)で
森は電氣エネルギーをチャージするステーションです。

原生林と原生苔
そして、森に感謝すればするほどエネルギーを享受できるでしょう。
あたかも深く息を吐けば吐くほど、
吸うことができるように
1/ f (エフ分の一)ゆらぎ、
ゆらぎとは、モノが時間とともに不規則に変化すること。
自然に存在しているもので
時間を無視して完全に止まっているものはない。
その意味で万物はゆらいでいる。
快感と感じるものは、
1/f ゆらいでいる場合が多い。
宇宙から降り注ぐ宇宙線の量も
人間の呼吸をつかさどる心臓の鼓動も長い時間でみると
1/f ゆらぎを示すらしい。
神経細胞が刺激を伝えるときに発する
電気パルスもこのリズムでゆらいでいる。
森はあるがまま、ないがまま
そのままで美しい。
また、ゆらいでいるという意味で
混沌たる秩序(=老子のいうところの天地を創造した源、「道」)そのものです。